日用品愛好家の休日 vol.3|雨の日のお出かけを(ちょっとでも)快適に。
雨の日に外に出るのって、なるべく避けたいですよね。でも、仕事とか用事とかで、外出を避けられないこともあります(あるいは避けられるほうが少ないかもしれない)。
そんなときに僕が重宝しているのが、〈PUEBCO〉のポンチョです。
散髪用のケープ(袖無しの外套)をモチーフにしたアイテムで、素材にはユーズドのパラシュートを採用。とにかく個性的なアイテムであります。
デザインもさることながら、僕が気に入っているのは、そのシルエット。ゆったりとしたつくりで、バックパックを背負った状態で羽織れます。
よほどの大雨じゃないかぎり、これと傘があれば雨の日の外出もへっちゃらです。
〈TO&FRO〉のレインコートも重宝しています。日本でも指折りの繊維メーカーが作っただけあって、耐久性や防水性、透湿性など、機能面は文句のつけようがありません。
デザインもグッド。ふつうのジャケットのように使えますから、「今日は雨が降るか微妙だな……」というときにお守り感覚で着られます。
畳めばかなりコンパクトになるので、バッグに忍ばしておくのも便利ですよ。
「雨が降りそうだけど、レインブーツを履いていくほどではないな」
こういうケースってありませんか? 僕はわりによくあります。そんなときに重宝しているのが、このシューズカバーです。
防水性と耐久性に優れており、とにかく頼りになります。ペタッと畳めるし、収納ポーチも付いてくるので、旅行や出張のお供にももってこいです。
150年近い歴史を持つ〈MOONSTAR〉が手掛ける、日常のためのフィットウェア〈810s〉。
作業用のゴム長靴をリデザインして誕生したのがこの「MARKE」です。工事現場などで活躍する長靴をお手本にしているわけだから、とにかくタフで、とにかくユースフルです。
カラー(3色)やサイズ(22~30cm)の展開も豊富で、どなたでも生活に取り入れやすいと思います。
一点注意していただきたいのがサイズ感。どちらかというとタイトな設計ですから、普段履いている靴よりワンサイズ上げることをおすすめします。
ただし、22.5cmみたいなハーフサイズが用意されていないので、絶妙にフィットしないことも考えられます(僕の場合、27cmだとややキツくて、28cmだとやや緩かったです)。
足を小さくすることはちょっと難しいので、厚手の靴下を履いたり、詰め物を入れたりして、調整するとよいでしょう。可能であれば試着するのをおすすめします(参考までにショップリストを貼っておきますね)。
というわけで、レイングッズ特集をお届けしました。ひとつでもあなたの琴線に触れるものがあれば嬉しいです。
「読者がいなかったら、作家は虚空に吠えているのと同じである。」
スティーヴン・キング(2013)『書くことについて』、小学館文庫
このニュースレターでは、こんな感じで、日用品にまつわる情報をお届けしています。
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おまけ(小田原で出会った骨董品とからあげについて)
おまけのコーナーです。先日、小田原に行ってきました。小田急電鉄さんとのお仕事で訪れて以来ですから、実に2年ぶりになります。